企業の多くは、中途採用よりも、新卒者を採用する人数のほうが多くなる傾向があります。
その結果、中途採用より、新卒採用のための就職活動のほうが、たくさん求人を見つけ出せるわけです。
新卒に人気の大企業って気になりますよね?大企業には入れれば給料・待遇・福利厚生等人生勝ち組待ったなしです。
そんな入社できれば勝ち組な大企業ですが、有名企業ばかり応募してはいませんか?
実は大企業ばかり応募するのは得策ではありません。
今回は新卒に人気な有名大企業と有名企業ばかり受けてはいけない理由をご紹介致します。
目次
新卒としての強み

とはいえ、新卒としての就職のチャンスは、一生のうち一度きりです。そのことを踏まえて就職活動をすることです。
大企業に就職するのに有利な新卒
就職活動をする場合、新卒者の希望が殺到するような企業とは、どこなのでしょう。
新卒者は、様々な企業に積極敵に応募をします。
そのため、知名度が高く、規模の大きい企業が、関心を集めています。
大企業への就職は中途採用者にもチャンスはありますが、新卒のほうが、採用の可能性が高いことが多いと言われています。
新卒に人気の企業とは?

現時点の新卒者という立場であれば採用の見込みがあるかもしれないという考え方で大企業の採用応募をする人もいます。
近年では、
海外で働きたいという学生も増加してきていますので、商社や貿易会社への採用を希望する人も増加しています。
商社だけでなく、海外に製造工場をつくろうとする企業も多くなっているため、海外で仕事をする機会がある会社は注目されています。
文系・理系に分けてみてみましょう。
文系は総合商社が多い
(ダイヤモンド・ヒューマンリソース調べ)
1位 伊藤忠商事が553ポイント
3位 三菱商事487ポイント
6位 双日378ポイント
7位 三井物産314ポイント
このように、新卒に人気な企業として圧倒的に商社が多いです総合商社が4社トップ10入りしました
理系はメーカーが多い
(ダイヤモンド・ヒューマンリソース調べ)
理系はメーカが多く
4位 ソニー165ポイント
7位 トヨタ自動車135ポイント
商社も多く三菱商事5位152ポイント、伊藤忠商事6位143ポイント2社もTOP10入りした、このように理系にはメーカが人気のようです。
文系・理系共に商社は人気
大企業ばかり受けるのはお勧めしない理由



やりたい仕事ができる会社に入るのではなく、「とりあえず有名企業に入っておけば問題ないでしょ?」というような考えで、応募しても受からないよ。

一個くらい内定貰えるでしょ!

付け焼刃の対策ではライバルに歯が立ちません。
実は新卒学生に多いのが、先程紹介したような有名大企業ばかり応募する就活生が結構多いのです。大企業ばかり受ける大企業信者が生まれる理由とは?
1.大企業ばかり受ける理由=とりあえず
情報収集できていない人にありがちですが、とりあえず大企業を受けとけば問題ないと思っている人です。
で本気でその大企業に対して対策してきた精鋭のガチ勢に敗退して、大企業に落ちまくって自信を無くすという王道パターン
学歴がよほど良くないと、とりあえず大企業に受けてもとりあえず余裕で落ちます。

2.大企業=ホワイトと思っている
大企業=ホワイトではありません。
自分の知らないことを調べようとせずに就活するのはやめましょう。
自分の知らない企業を調べず、情報収集せずに大企業ばかり受けて、面接に落ちまくるのはあるあるで、
日本ではちゃんとした就活のやり方を教えてくれません。だから、一番大事なことは自分で調べて情報を取りに行くことです。
自己分析からの企業研究をすれば、とりあえず有名大企業に応募するということにはなりません。
そうこうしているうちに、他のホワイトな中小企業や優良企業が内定を出し切って、気づいた時にはブラック企業の内定しか余っていないという状態になります。
とりあえずで有名企業ばかりに応募するのはやめましょう。
有名だからホワイト企業だろうと有名企業ばかりに応募するのは、視野を狭くするばかりか情報収集能力も養えません。

大企業で働くことにもデメリットがある

ちなみに大企業で働くことに越したことはありませんが、デメリットもあります。
1つ目、幅広いスキルが身につきません。
大企業には部署や人がたくさんいます。なので作業や仕事を細分化できるわけです。細分化された仕事以外には携わることはあまりなくなりますので、幅広いスキルが身につきません。
これが中小企業の場合、1から100まで自分でやらなけらばならないことがあります。
営業職に置き換えてみると、大企業ならば検収書類やお客様からの入金は営業事務や経理が対応してくれますので、売るだけでいいですが
中小企業の営業の場合、モノを売り・時には商品の組付けもしたり・検収書類を作成したり・入金の催促をしたりなど、場合によっては営業が経営にまで携わる場合もあります。
このようにスキルを幅広く身に着けたいなら中小企業で働く方がいい場合もあります。
2つ目、転職のハードルが高い
大企業で学んだ業務はジャンルが狭すぎて中小企業では使い物にならない。
大企業に入社できれば人生勝ち組ですが、入社してから大企業で働いているとありがたみが感じられずに、転職しようと考えることもあるでしょう。
そんな時知っておいてほしいことが、大企業から中小企業に転職した場合、求められる業務量も幅も大きいので、20代ならば問題ありませんが、30代40代となると正直言って中小では使い物になりません。
大企業から転職してきた期待の即戦力が業務量についていけず、(事務作業ができない等)窓際族部署に追いやられた人を何人も見ました。
新卒不人気の企業
ついでに不人気の企業も紹介しておきましょう。
新卒に不人気なのはサービス業や接客業です。
労働時間が長引きやすいことまとまった休みがとりにくいことがその理由です。
また、サービス業や接客業は、学生時代にアルバイトをしていればある程度は経験できることから、社会人になってからは異なる業種で働きたいという人が少なくありません。
まとめ
新卒に人気の大企業&大企業ばかり受けてはいけない理由はわかりましたか?
大企業ばかり受けてはいけない理由は↓
結果
本気でその大企業に対して対策してきた精鋭のガチ勢に敗退して、大企業に落ちまくるから
結果
他のホワイトな中小企業や優良企業が内定を出し切って、気づいた時にはブラック企業の内定しか余っていないという状態になるから
希望が集中する求人は、どうしても採用倍率が高くなります。
大企業ならば採用されることが難しくなってしまいますし、応募する理由が「とりあえず大企業だから」という理由で受けるのはやめときましょう。
もちろん、本命が他にもあって、余った時間に大企業を受けるパターンならどんどんやりましょう!
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