どうやって求人を探すかは、アルバイト選びの鍵を握ります。
果たして、どんなことを気にしながら、アルバイトの求人を見るべきなのでしょうか。
アルバイトの求人票の内容は、何をするかだけでなく、給料や場所、時間帯まで及びます。
私は大学を卒業するまでに、いままで日雇いバイトも併せて30以上の場所でアルバイトをしたことがあります。
家庭の事情によりお金がなかったので、朝は現場で、昼は大学、夜はホストで働いた時もありました。
中でもブラックバイトと呼ばれるような劣悪なバイト先もあります。土地柄なのかブラックバイトにも何回も出会いました。
そんなブラックバイトに捕まらないために
今回は経験に基づいた。アルバイトのチェックするべき求人情報の見方についてご紹介します。
目次
アルバイト求人のチェックするべきポイント

項目ごとに書かれていることを理解することで、自分にはどんな求人がいいのかを知ることができます。
いつ、どこで、どんな作業をして、給料はどのくらいもらえるかが、求人票から知ることができます。内容がぼかして書かれている場合もありますので、より詳しく知りたいことがあるならば、面接で聞いたり、電話で担当者に問い合わせましょう。
給与の種類
アルバイトでは給与の支払いは様々な種類があります。
代表的なものは、時給制、日給制で、月給制は会社員でなければ珍しいですね。
働いた分の給料がすぐに欲しいという方は、日雇いバイトに登録しておくのもお勧めです。
派遣会社をお探しなら↓
・就職活動が終わらない、そんな時人材派遣会社へ登録するメリットとは?おすすめ派遣会社4選
勤務時間
勤務時間の項目は、基本的に雇う側が土日に人が足りていないときには、土日に働ける人大募集、等書いていたりします。
このように平日の人手を求めている雇い主もいれば、休日に人手を求めている雇い主もいます。この勤務時間については求人によって、求められている日時に働ける人がもちろん優遇されます。
かといって,いつでも働けるなどと言っておいて採用されたら、やっぱり土日は働けないとなると争いごとに発展しますので、嘘はやめておきましょう。
交通費支給
バイト先が遠い場所だと、交通費支給してくれないと結構厳しいですよね。
募集要項に交通費支給と書いてあるところも、面接時などで「交通費支給されますよね?」という風に確認をしておいた方がいいです。
本当はメールで聞いてエビデンスを残すのが確実です。のちに「交通費支給はない」など言われた時の為に反論できるようにしておきましょう。
雇い主もバカではないので、エビデンスを残されているとわかっていたら交通費を後々支給しないということはないでしょう。
髪形・服装
髪形もバイト先によって黒髪じゃないとだめだったり、茶髪まではOKだったりとバイト先によって変わりますので、きちんとチェックしておきましょう。
待遇
待遇に関しては、例えば飲食店だったらまかないがついていたりします。
朝から夜までフルで働く人にとってはまかないはすごく助かりますので、飲食店ならまかないアリのバイトがお勧めです。
恐るべきブラックバイト

気を付けて求人を探していたつもりでも、求人票には悪い部分を隠して載せる雇い主がほとんどなので、入らないとわからないパターンもあります。
もしそんなブラックバイトに捕まってしまったときは、速攻でやめましょう。
時間がとてももったいないです。ブラックバイトを求人情報だけで見抜くのは難しいですが、求人情報の見方である程度回避することができます。
気を付けるべき歩合制のバイト
歩合制のバイトには要注意です。
中には歩合制といった、出来高によって給料を決められる内容のものがあります。
この歩合制の求人の80%以上は会社にとって有利になるような内容なので、時給換算してみると全然稼げてないことが多いです。歩合制だから稼げるといったうたい文句は疑ってかかりましょう。
余談ですが、高校生の頃、ピザのデリバリーをしていた頃があって、その時に求人には時給制と書いてあったんですが、いざ働きだすと歩合制だということが判明、
ちなみにデリバリーの歩合制はというと、「1件配達ごとに200円」つまり1時間で1000円稼ごうと思うと1時間以内に5件配達しなければなりません。
これって夕方の暇な時間帯は、バイト先にいるのに、時給ほとんど発生していないことになります。(ピザ屋は11~14時・18~21時が忙しい時間帯です)
振り込まれた給料を見ると当時最低賃金は800円だったのにもかかわらず、時給換算で400円しかならないようなこともありました。あと店長がハサミを振り回すキチガイでしたね、、、
こういう悪質なバイト先もあるので、「歩合制で稼げます」とか上手い言い回しに騙されてはダメです。
後から歩合制ですとか言ってくるようなキチガイバイト先は速攻でやめましょう。
結論バイトの歩合制は稼げません。
研修中の時給
求人情報に研修期間は何か月なのかきちんと書いてあるか確認しましょう。
研修中は時給が最低賃金で設定されているところが多いです。
研修期間がきっちりと何か月とか決められているか確認をしましょう
悪質なバイト先は、研修期間をうやむやにして、研修中の時給と変わらない金額で設定し続けるような所もあるので注意です。
→経験済み
強制的にシフトを入れられる
これは求人情報だけではわかりません。
学生さんなら、学校やその他行事等様々なことで忙しいことでしょう。
それにも関わらず学生を下に見て、強制的にシフトを入れてくるバイト先や、完全に学生をなめてかかっているような雇い主がたまにいます。
「学生だから暇でしょ」とか「学生の行事なんかどうせ遊びでしょ」とかとにかく下に見てきます。
学生の過ぎ去った時間は取り戻せないので、お金にそれなりに余裕ができたらそんなバイト先やめましょう
簡単にやめさせてくれない
これも求人情報だけではわかりません。
ブラックバイトで典型的なのが、簡単にやめさせてくれないところです。今日や明日やめるというのは現実的ではありませんが、期間の定めのない労働契約(契約期間がない仕事)では、基本的14日前までの退職申請で退職することが可能です。法律的につまりほとんどの仕事は14日前に退職申請すればやめれます。
「やめるなら抜けた分の賠償金払ってもらう」などと言ってきても払う必要はありません。
前述したピザ屋も簡単にはやめさせてくれませんでした。
どうしてもやめさせてくれないときは、下の退職代行という最終手段を使いましょう。
ついでに未払い給料などあれば回収してもらえるかもしれません。
このようにブラックバイトは正常な会社のふりをして、次の獲物を待ち伏せています。
くれぐれも気をつけましょう。
ブラックバイト事例

様々な場所に潜んでいるブラックバイトの数々ですが、皆さん一体どんな体験をされているのか、事例をあげます。
コンビニ店員
クリスマスケーキとかの期間限定商品の売り上げに「店員一人につき○○個以上」っていうノルマがあって、家族とか友達にも買ってもらうように言われてるんです。しかも、そのノルマを達成しないと、自腹で買い取らないといけなくって・・・。これっておかしくないですか!?
参考サイト:ブラックバイトユニオン
飲食店員
個人経営の小さな定食屋で働き始めました。採用後、商品知識をつけたりマニュアルを覚えたりする研修を一週間ほど受けたのですが、「仕事を覚えるまで給料はあげられない」とのことだったので、その間は無給でした。
参考サイト:ブラックバイトユニオン
共通
2ヶ月の試用期間が過ぎた後も、「まだ一人前としては認められない」といって同じ時給で働かされている。約束と違うんですけど!
参考サイト:ブラックバイトユニオン
上司の裁量で勝手にシフトを増やされて困っている。テスト期間も休めず、単位の取りこぼしも目立つようになってきた。約束どおりのシフト数にしてほしい。
参考サイト:ブラックバイトユニオン
皆さん様々なブラックバイトを経験されていますね。
ブラックバイトと気づければまだいい方ですが、高校生などが初めてのアルバイトでいきなりブラックバイトに当たると、ブラックバイトに気づけないどころか、「バイトとはこういうものだ」と思い込んで、良いようにバイト先にこき使われます
ひどい場合はトラウマになってバイトできない状態になってしまうこともあるでしょう。
ブラックバイトだと気づいたらさっさとやめましょう。
犯罪バイト

高単価の怪しいアルバイトには手を出さない
さらにタウンワークなどの、フリーペーパーなどはもちろん安全ですが、ツイッターやSNSなどで高単価で怪しいバイト募集してたりしてますよね。あれはやめときましょう。
高単価だからと言って、働いてみたものの、知らずに詐欺の受け子になる可能性があります。
受け子とは=詐欺でだました現金の受け取り役を指す隠語です。
特殊詐欺にはさまざまな役割があります。そのなかでも「受け子」や「出し子」といった末端のメンバーは、アルバイト感覚で犯行に関与してしまったという方が多くいます。このような方でも、特殊詐欺に関わった者として、重い刑罰を受けてしまうケースも少なくありません。
引用:ベリーベスト法律事務所
最終手段は退職代行してもらう
どうしてもやめらない、辞めると言ったら怒鳴られそう、など逃げ場をなくされている方は多いです。
辞めないとブラックな日々は今後続いていきます。
行き詰ってどうしようもない方は下記の退職代行にお願いしましょう。
もともと雇い主側も違法性が高いことを自覚しているパターンもあります。「訴える」とか言われたら途端に下手に出だす小悪党のようなやつもいます。
そんな奴らの為にあなたが身を削って働く必要はありません!
まとめ
土日でも働けるか、1日に何時間働けるかなどが、アルバイトをする時に会社から提示されていると思います。もしも、会社が土日に仕事をしてくれる人を必要としている時は、土日作業可という人が評価が高めです。
働きやすい時間や曜日を明示され、それでもいいという人は納得づくで今の会社にいます。実際の作業は何をするのか、求人票を見るだけではわからないこともあります。オペレーターという表記も、企業によって使い方はまちまちです。カタカナ表記で作業内容が記載されている場合などは、電話等で聞いてみたほうがいいこともあります。どんなことが書かれているかをきちんと理解できるようにすることが、アルバイトの求人票では重要です。
中でもブラックバイトと呼ばれるようなものが、タウンワークなどに平然と並んでいたりします。
ブラックバイトに出会ったら即やめる、時には手段を選ばずにそのバイトと距離を取ることが自分を守るために必要です。
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